頭痛や眼精疲労を引き起こすデジタル疲労と鍼灸
2021.10.20
【デジタル疲労と鍼灸】
こんにちは。三鷹・吉祥寺の鍼灸院はりきゅう院moreの谷本です。
皆さまはこんな症状でお困りではないですか?
・慢性的な首コリ肩こり
・ストレートネック
・頭痛、吐き気、めまい
・眼精疲労、視力低下、ドライアイ
・目元のたるみ、肌荒れ
・倦怠感
・自律神経の乱れ
上記の症状に多く当てはまっていたら『デジタル疲労』かもしれません。
※デジタル疲労とは スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスの長時間の使用による心身の疲労や、視覚や聴覚から多くのデジタル情報処理をすることにより生じるストレス、疲労のこと
スマホなどが普及して、数年前から急激にデジタルの情報に触れる機会が増えました。
また、外出ができずに家で過ごす時間が増えたことや、在宅勤務で長時間PC作業をする方が増えたことにより、その傾向はより高まっており、鍼灸院にも上記の首コリ肩こりや頭痛、自律神経のお悩みの方が多くいらっしゃっています。
そのほか、しっかりと眠ったはずなのに疲労感が残る、イライラするなどの症状を訴える場合もあります。
まさに現代病とも言えるデジタル疲労を改善させるにはどうすればよいのでしょうか。
デジタル疲労の対処法
デジタル疲労は、身体と精神の両方に疲労を与えるため、単なる休息では回復がなかなか難しいと言われています。
最近では仕事で長時間モニターを見て、休憩時間にスマホを見る、休みは趣味で映画やドラマを見るという方も増えており、目や脳が休まる時間が圧倒的に減っています。
デジタル疲労を改善させていくには、物理的にデジタル機器から離れることに加えて、血流の改善と質の高い睡眠、運動など趣味の時間を積極的に作ることが大切です。
〇血流の改善
目の周囲や姿勢不良や運動不足による首や肩などの血流が滞りやすいため、ホットタオルで目の周りや首周囲などを温めてあげましょう。
目の周りを温めることにより毛様体筋の緊張が緩み、血行が促されます。
さらに首を温めて周囲の筋肉が緩むと、副交感神経の働きにより全身のリラックスにつながるとされています。
また首から後頭部にかけて存在する後頭神経周囲の血流改善により、頭痛や倦怠感などにも効果が期待できると言われています。
〇質の高い睡眠
眠りの質を高める方法として、まず生活習慣やストレスのかかるものの見直しがあります。
・騒音や温度、明るさなどの調整
・心地よい環境作り
・音楽や読書などリラックスできる時間を作る
・睡眠の直前の食事は避ける
・布団に入る1時間以上前に入浴をすませる
・軽めの運動をする
・寝る1時間前にはスマホやパソコンを見ないようにする
などを心がけましょう。
詳しくはこちらもご覧ください。
良質な睡眠の秘訣と鍼灸のすすめ
〇運動
全身のストレッチや軽いジョギングで十分に効果が見込めます。激しい筋トレなどは必要ありません。
有酸素運動やヨガなどがおすすめではありますが、なにより簡単な運動やストレッチを継続していくことが大切です。
デジタル疲労の解消に鍼灸施術を
自分でデジタル疲労の対処法を行ってみてもなかなか改善しないという方は、マッサージや鍼灸施術がおすすめです。
的確なポイントにマッサージや鍼灸の刺激を与えることで、筋肉のコリをほぐしたり、局所の血流が改善することで、痛みの原因物質を流すという効果が期待できます。
また、鎮痛以外にも様々な効果が期待でき、特に睡眠や便通の改善など、自律神経の変化がみられることが分かっています。
デジタル疲労はお身体の不調だけではなく、目の酷使により血流が悪くなり、目元のシワやお肌などにも影響が出てきますが、お顔に鍼を打つ美容鍼は、そういった表情筋の問題にもアプローチが可能です。
現代の生活とは切り離せないデジタル機器です。
ほとんどの方が、多かれ少なかれデジタル疲労が溜まっていると言っても過言ではないでしょう。
まずは、長時間使用しているスマホやPCから意識的に離れる時間を作ることが大切です。
そして睡眠や入浴、運動など生活の見直しをしてみましょう。
それでも辛い症状にお悩みという方は、心身ともにリラックスできる鍼灸施術を受けてみてはいかがでしょうか。
気になるという方はぜひ一度ご相談ください。
デジタル疲労に関係する筋肉とトリガーポイント
三鷹・吉祥寺の鍼灸院
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※この情報は鍼灸師として15年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)