寝違えに鍼灸〜突然の首肩背中の痛み〜
2025.01.17
こんにちは、三鷹・吉祥寺の鍼灸院「はりきゅうmore」の谷本です。
今回は突然襲ってくる首・肩・背中の強い痛み「寝違え」について取り上げます。
寝違えは「朝起きたら首が回らない」「肩甲骨が痛くて動かせない」といった形で誰にでも起こり得る症状であり、軽いものであれば自然に治ることもありますが、重症化すると長引いたり慢性化するケースも少なくありません。
本記事では、寝違えの原因や一般的な対処法に加えて、当院で行っている鍼灸施術の特徴や改善のポイントについて解説します。「自然治癒を待つしかない」と思われがちな寝違えに、鍼灸でできるアプローチが理解できるはずです。
ぜひ最後まで読んでいただき、寝違えの正しいケアについて理解を深めてください。
寝違えとは
寝違えとは起床時に首や肩、背中に強い痛みが生じるものです。特になにかしたわけではないのに、痛みを感じるもので、首を動かしたり肩甲骨を動かすのが難しくなります。
数時間で痛みが無くなるものや数日痛みが続くものもあります。
寝違えの原因
寝違えを感じるタイミング的に、起床時に感じるので寝相が悪かったから、枕が合わなかったからなど考えられるかもしれません。
しかし、それらはきっかけのひとつに過ぎません。
寝違えを起こす人のほぼ全員が、首や背中の状態が悪いという共通点があります。
慢性的な首肩こりや背骨の硬さ、肩甲骨周りや腕の疲労があると寝違えが起こりやすくなると考えられます。
寝違えになったら
寝違えにも軽症から重症まであり、軽症であれば3日ほどで自然と痛みは消失します。
しかし、症状が重く首がほとんど動かせないものや、激痛のものは痛みが無くなるまで2週間以上かかったり、慢性的な痛みになってしまう場合があるので注意が必要です。
重症状の場合は、まずは整形外科にて検査や痛み止めなどが第一選択になります。
首や背中は動かせるけれど痛い、重症状から数日経って少しマシになっているけれどまだ痛みが残るなどの場合は鍼灸施術がおすすめです。
三鷹鍼灸院はりきゅうmoreの寝違えに対する施術
はりきゅうmoreでは寝違え症状に対して、鍼や超音波などを用いて施術していきます。
当院の施術についてご紹介いたします。
当院では、痛みやコリ、しびれの背景にあるトリガーポイントを丁寧に探し出し、そこへ鍼で直接アプローチすることを基本としています。
一般的なマッサージでは届かない筋肉の深層部にある原因箇所に対して、鍼刺激を加えることで血流や代謝の促進を図り、結果として症状の改善を目指していきます。
施術においては、痛みのある部位だけにとらわれず、全身のバランスを見ながら調整を行うことで、より根本的な不調の解消につながるよう努めています。
慢性的な痛みやコリ、しびれといった症状はもちろん、寝違えなどの急性の痛みに対しても、状態を見極めながらピンポイントで対応可能です。
広範囲にわたる重い症状には全身施術を、限られた部位の痛みには局所的な施術を行うなど、一人ひとりの状態に応じた柔軟な対応を心がけています。
※この情報は鍼灸師として16年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)