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三鷹鍼灸院はりきゅうmoreブログ

慢性腰痛の鍼灸施術の一例

2022.02.25

こんにちは、三鷹鍼灸院はりきゅうmoreの谷本です。

今回は、はりきゅうmoreで実際に施術させていただいた慢性的な腰痛の鍼灸施術例をご紹介いたします。


症例
・30代後半男性
・普段はデスクワークで特別に運動習慣はない
・常に腰が張っているが、長く座っていると特に気になる
・靴下をはく、下にある荷物を持ち上げるなど前に屈むと腰が痛む

整形外科では骨に異常はないと言われ、整体やマッサージに通っているがなかなか良くならないため、知人の紹介で鍼灸施術を勧められ、はりきゅうmoreにご来店されました。


鍼灸施術
お身体を触っていくと腰から背中の張りが強かったですが、特に臀部の筋肉の硬さがありました。
また股関節の前側につく大腿筋膜張筋や腸腰筋の動きの悪さがあり、主に股関節の硬さが腰痛に繋がっていると判断して鍼灸施術をさせていただきました。



腰の脇にある腰方形筋やお尻の筋肉の中殿筋を中心にしたトリガーポイント鍼治療と、股関節の前面の筋肉へのアプローチやストレッチを行いました。


1回目の鍼灸施術後

腰の硬さが軽くなったが座っていると腰の重さが残る。

2~4回目
少しずつ腰の症状を感じない時間が増えてくる。

6回目
痛みはほぼ感じていない。前屈もスムーズにできるようになる。



最初の6回目までは週に一度の鍼灸施術を行ないました。


併せてご自宅では毎日、簡単な股関節のエクササイズもしていただきました。


その後は、デスクワークで固くなる部分や全身のメンテナンスもかねて月に一度のペースで来店いただいております。

慢性的な腰痛には一回ですべての症状が消失するようなものはありませんが、適切な鍼灸施術やエクササイズでしっかりと良くなるものがほとんどです。

お困りの方は、ぜひ参考になさってください。

※この情報は鍼灸師として15年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)