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三鷹鍼灸院はりきゅうmoreブログ

前屈時の腰痛・仙腸関節周辺の痛み

2025.10.20

こんにちは、三鷹鍼灸院はりきゅうmoreの谷本です。

季節の変わり目で気温の変化が激しいと増えてくる腰痛のお悩み。

今回は前屈時の腰痛・仙腸関節周辺の痛みについてです。



骨盤・仙腸関節について

骨盤は寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)、仙骨尾骨で構成されます。

その中で、仙骨と腸骨を結ぶ仙腸関節には身体の安定性を保つために衝撃を吸収したり、上半身から下半身に力を伝える重要な役割があります。

仙腸関節には、わずか数ミリの可動性があると言われ、繰り返しの負荷や強い衝撃がかかると痛みや痺れにつながることもあると言われています。



仙腸関節への負荷

・強い衝撃や外傷
・慢性的な不良姿勢
・筋力低下
・出産
・先天的な脚長差や股関節の異常


などが関わると考えられています。



仙腸関節に関係する症状

・腰やお尻にかけての痛みや痺れ感

・腰殿部から大腿やふくらはぎや足にかけての痛みやだるさ

・そけい部の痛み

・起床時や長時間の座位の後の痛み

・歩行時に大きく踏み出した際の痛み

など



三鷹鍼灸院はりきゅうmoreの仙腸関節に対する施術


moreでは痛みの部位を確認し、腰や骨盤周りの筋肉や神経周囲の緊張緩和を目的に鍼灸施術を行います。

特に胸腰筋膜、梨状筋や大殿筋、ハムストリングスなどの状態をしっかりとみていきます。

また筋肉だけではなく、仙骨と腸骨を結ぶ靭帯部である長後仙腸靭帯などの状態確認も必ず行います。

靭帯や筋肉や神経など周囲の組織と滑走性に問題がある場合は、その繊維に沿って鍼を打ち、組織間をリリースする目的で施術をしていきます。


特に骨盤周りの組織は強力な筋肉や靭帯で構成されているため、なかなかストレッチやマッサージで対処が難しいことも多いので、鍼はおすすめだと考えております。


腰や殿部の痛みや痺れでお困りの方は一度ご相談ください。


※この情報は鍼灸師として16年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)