足のむくみや冷えを解消するには
2022.06.23
こんにちは、三鷹鍼灸院はりきゅうmoreの谷本です。
今回は特に女性のお悩みとして多い【足のむくみや冷え】についてです。
肩こりや腰痛でお悩みの女性に、詳しくお話を聞いていくと併せて気になっているとよく言われる症状です。
入浴やストレッチでセルフケアをしているけれどなかなか改善しないという方も多いのではないでしょうか。
浮腫みや冷えはなぜ起こるのでしょうか?
浮腫み冷えの原因
・筋肉量不足
・栄養不足(過多)
・異常な筋緊張
・内臓疾患
などが考えられます。
関係する栄養素
・タンパク質不足
偏った食事や急激なダイエットにより、腸内環境が悪化するとタンパク質の吸収が悪くなります。
そこで血中のアルブミンが減少して浮腫みが出ると考えられています。
・鉄不足
鉄分の摂取が少なかったり、カフェインやタンニンで鉄の吸収が阻害されるとエネルギーを燃やす酸素そのものが運搬されにくくなります。
その状態が続くと血流不全が起こり、末端の冷えやむくみが起こると考えられています。
・亜鉛不足
亜鉛も関係が深いので、もともと亜鉛の摂取量が少ない場合は注意です。
またアルコールの摂取が多いと分解に亜鉛を大量に消費します。するとエネルギーを活性化する酵素の産生ができなくなり代謝や血流が悪くなる可能性があります。
・塩の取りすぎ
塩化マグネシウム99%の塩を大量に取ると、細胞の浸透圧が変化して水分を溜め込むようになると言われています。
塩も岩塩などミネラル分が豊富なもののほうがむくみは少ないと言われています。
・水分不足(過多)
一般的に水を飲みすぎると浮腫むイメージですが、水分量が足りなくても起こる可能性があります。
水分が足りないと、脳内から抗利尿ホルモンのバソプレシンが分泌され水分を体内に溜め込もうとすると言われています。
姿勢もむくみや冷えに関係
浮腫みに関係する栄養などをご紹介いたしましたが、姿勢やクセも関係することはご存じでしょうか。
猫背やО脚になると下肢全体にストレスがかかり血流が悪くなる可能性があります。
また不良姿勢が続くと、大腿四頭筋、ハムストリングス、前脛骨筋、ヒラメ筋に疲労が溜まりやすくなり、足趾にも負担がかかりやすくなります。
すると下肢の筋緊張が強くなり、張りが目立ち脚が太く見えてしまったりと、さまざまなデメリットがありますので姿勢が気になる方はケアが必要です。
三鷹鍼灸院はりきゅうmoreのむくみや冷えのケア
上記で説明したようにむくみ冷えにはさまざまな要因があり、筋肉を緩めるだけでは解消が難しい場合がほとんどです。
はりきゅうmoreでは
①骨盤の周りの筋肉や下肢、足関節の緊張をとり血流改善を目指す
②正しい姿勢のためのケア
③食生活のカウンセリング
をさせていただきます。
冷えやむくみがある状態は、体調的にも数多くのデメリットがありますので早めの解消を目指しましょう。
お困りの方はぜひご相談ください。
三鷹鍼灸院はりきゅうmore
東京都武蔵野市中町1-28-1紺屋ビル1F
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※この情報は鍼灸師として15年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)