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三鷹鍼灸院はりきゅうmoreブログ

寝違え【突然の首肩や背中の痛み】

2020.04.22

【寝違え】

朝目覚めて起き上がろうとすると首や肩や背中が痛くて動かせない、痛くて一日調子が悪いなどの経験は多くの方があると思います。

寝違えは病名ではなく、そういった突然の痛み全般をさした言葉です。

朝起きたときに痛みに気づくことが多いため、寝方や寝相の悪さが原因だと思われますが、それだけではなくさまざまな要因が考えられます。

すぐに痛みが取れればいいのですが、数日痛みが続く場合や2~3週間以上痛みが取れない場合もあります。

また、定期的に寝違えを起こしてしまう方も多いので、寝違えの対処法やなぜなってしまうのかなど知っていただき予防に努めていただきたいと思います。



寝違えの原因


寝違えの原因として、以下のような原因が考えられます。
〇筋肉のコリ
〇筋肉の痙攣
〇首の関節の炎症

特に下記の5つに当てはまる方はご注意です。

①慢性的な肩こり首コリがある


寝違えになる方は、もともと首や肩のコリがあることがほとんどです。
コリがあり血流が悪い状態で、首への負荷、冷えや疲れなどの外部ストレスがかかると痛みのスイッチが入ります。
普段から首肩や肩甲骨周辺の筋肉が硬く動きが悪い状態だと、寝方が悪い、枕が合わないなどのちょっとしたことがきっかけで痛みが出現しやすくなります。

また、肩コリの自覚はないけれど、実は凝っているという場合も多々あります。
自分では気づいていない潜んでいるコリが、疲労やストレスなどで急に痛みのスイッチが入るということもありますので注意が必要です。
コリや痛みの感じ方はひとりひとり個人差があるため、「急に痛くなった」ということがないように日頃からのケアをおススメします。

②デスクワークなど不良姿勢が多いライフスタイル


普段の姿勢も注意しましょう。特にデスクワークなどで、ずっと同じ姿勢でお仕事をしているという方は首、肩、背中の筋肉に負荷がかかり続けてしまいます。
上の①にも書いたように肩こりを自覚している場合やしていない場合でも、姿勢が悪い方やデスクワークの方は首や肩にコリや痛みの原因となるトリガーポイントがある可能性が高いので、凝り固まりすぎないように仕事の合間にストレッチを入れるなど工夫をしましょう。

③寝具が合っていない


枕の高さが合っていない場合やマットレスが沈み込みすぎる場合は身体に負荷がかかりやすいです。
人は寝返りを打つことで寝ている間に身体のバランスを整えていると言われます。
身体に寝具が合っていないと寝返りが減り、同じ姿勢を取り続けることになるため、筋肉が固まり痛みの原因の一つになります。
個人差がある部分ですが、適度な高さの枕、適度な硬さのマットレス、重たすぎない掛布団などの対策をしてみましょう。
また、テレビを見ながらそのままソファで寝てしまう、お酒を飲んで不自然な体勢で寝てしまうなどは寝違えのリスクが非常に高いので避けましょう。

④急な運動や交通事故などによる強い衝撃


慣れない運動をした、交通事故など強い衝撃を受けたなど、その日の夜や翌日の朝などに筋肉の引きつりのような症状がでる場合があります。
筋肉に炎症ががないか注意しましょう。炎症があり痛みが強い場合はアイシングと安静が必要です。

⑤ストレスや疲労の蓄積


ストレスや疲労の蓄積は、身体をこわばらせトリガーポイントを過敏化させるため、痛みが出やすい状態となります。
身体を休め、リラックスできる時間を作りましょう。


寝違えが起こったら


痛みの強さや炎症の有無によりますが、全く動かせないというときには無理に動かさずに安静にしましょう。
この時期の無理なストレッチやマッサージは痛みを悪化させる可能性があります。
ひどい痛みの場合は整形外科で湿布や痛み止めを処方してもらいましょう。

炎症所見がないようでしたら、鍼灸施術によるトリガーポイントのアプローチにより痛みの軽減や可動域の改善が期待できます。

トリガーポイント療法と鍼灸について



寝違えは筋肉のコリ・ 筋肉の痙攣・ 首の関節の炎症なので基本的に数時間〜数日で治ります。


しかし、中には数週間も数ヶ月も寝違えが治らない人が多くいます。


その場合は痛みがでている首や肩、背中以外の部位の筋肉や筋膜などに問題がある可能性が高いです。

身体の前側や腕の筋肉・筋膜に問題があり首の可動域が低下しているパターンを数多くみてきました。
このような方はいくら痛い場所に湿布を張ってもマッサージしても改善しませんので、症状が長引く原因となります。



当店の寝違えへのアプローチ


三鷹鍼灸院はりきゅうmoreでは刺激量を調整しながら、痛みを発生させてしまっているトリガーポイントを丁寧に見つけ出し鍼灸施術をメインにアプローチさせていただきます。

もちろん、整形外科への受診が必要なものなのか鍼施術が有効なのかなどしっかりとみさせていただきます。


また、痛みの局所だけではなくお身体の前面や側面なども含めて全身をみさせていただき、最適な施術をさせていただきます。


寝違えを起こしてしまった、寝違えが治らないという方はぜひ三鷹・吉祥寺の鍼灸院はりきゅうmoreにご相談ください。


他にも気になる事があれば、気軽にお問い合わせしていただければと思います。




三鷹鍼灸院はりきゅう院more

東京都武蔵野市中町1-28-1 紺屋ビル1F



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※この情報は鍼灸師として15年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)