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三鷹鍼灸院はりきゅうmoreブログ

トリガーポイントとは?その療法とトリガー鍼灸について

2019.06.06

今回は、トリガーポイントの定義とともに、三鷹・吉祥寺の鍼灸院はりきゅうmoreで行っている施術法『トリガーポイント療法』や、それを用いた『トリガー鍼灸』について解説します。

従来の“ツボ”や“経絡”などの鍼灸治療のイメージとは一線を画す施術法『トリガーポイント療法』とはどういった施術でどういった方におすすめなのでしょうか?


聞きなれない方も多いと思いますので、わかりやすく説明させていただきます。

トリガーポイントとは



トリガーポイント(Trigger Point)とは、分かりやすくいうと「痛みを引き起こす部位」。


通常、筋肉、腱、靭帯などにおもに形成される「痛覚過敏部位」のことを言います。


トリガー「引き金」の言葉の通り、トリガーポイントが形成されると痛みやコリの原因となるもので、単なるコリや筋肉痛とは違い、関連痛や痺れのほかに発汗やめまいなどの自律神経症状なども引き起こすと言われております。


特にトリガーポイントが形成されやすい部位として、筋肉が骨に付着する部位や筋肉と筋肉が重なりあったり連結する部位、筋と腱の移行部など身体運動でストレスがかかりやすい場所などに好発します。

そこにオーバーユース(使いすぎ)や長時間の同一姿勢の保持(使わなすぎ)によって筋膜に癒着が起こり形成されると考えられています。



トリガーポイント療法

痛みや痺れの改善のため、トリガーポイントへアプローチする施術行為をトリガーポイント療法と称します。

トリガーポイントへの施術は

・鍼灸
・マッサージ
・筋膜リリース
・トリガーポイント注射

などいくつかありますが、当店では鍼灸施術と筋膜へのハンドセラピーでトリガーポイントにアプローチをしていきます。





鍼でトリガーポイントにアプローチ「トリガー鍼灸」


トリガーポイント療法を用いた鍼灸施術を、トリガーポイント鍼灸といいますが、多くの方に「トリガー鍼灸」という略字でも親しまれています。

では、どのようにアプローチするのでしょうか。

トリガーポイントを的確に刺激するとズーンとした響きがおこります。

その中でも真の原因部位に刺激が入ると「私の痛いところはそこだっ!」「そこそこっ!」という感覚『認知覚』が起こります。

『認知覚』は症状を改善させていくうえでとても重要な感覚となります。


太さ0.12~0.2㎜の鍼灸の鍼(はり)なら、細かいポイントや皮下にある深部のポイントに直接アプローチが可能となります。


トリガーポイントに鍼が当たると、痛みの再現として鍼を打ったポイントだけではなく広い範囲でジーンと響く感覚とともに、筋肉が勝手にピクッと反応する"ローカルトゥイッチ"と呼ばれる現象が起こります。

そして、そのポイントに鍼を打った状態で10分~15分置き、鍼を抜いたあとに軽くマッサージを加えることで、しっかりと緩ませることができると期待されます。

ただ痛い場所や圧痛点のある場所だけを押しているだけでは、改善が難しいことが多いです。
当店では原因となるトリガーポイントへ的確にアプローチすることによって症状の早期改善を目指します。

↓慢性的な痛みにお悩みの方はこちらもぜひお読みください。
トリガーポイントの関連痛について


また、施術だけではなく自宅でのセルフケアも重要となります。

筋肉のストレッチやエクササイズなど日常に取り入れていただき、
ストレスなく生活できる身体を手に入れていただけるように指導させていただきます。



このような方へ

・慢性的な痛みやコリや痺れ
※肩こり、腰痛、膝痛、頭痛、坐骨神経痛、顎関節症など

・お辛い痛み
※寝違え、ぎっくり腰など

・自律神経の乱れによるお身体の不調
※睡眠のお悩み、慢性的な疲労感、耳鳴り、めまい、だるさ、便秘や胃腸症状など

・女性のお悩み
※冷え、むくみ、生理痛、生理不順、不妊など

・健康や美容のための体質改善


当店のトリガーポイント鍼治療の流れ

カウンセリング  
お身体の状態チェック
痛みの真の原因部位となる“責任トリガーポイント”を日常生活のカウンセリングや動作時の痛みなどで絞り込んでいきます。
特にトリガーポイントがある筋肉は収縮時に痛みが出るので動作の確認はとても参考になります。
「どこが痛いか?」よりも「どうすると痛みがでるか?」が重要です。
  
   ↓

絞り込んだ筋肉から実際に触れて悪い部位を探す
ベッドに寝てもらいお身体のチェックを兼ねてトリガーポイントを検索していきます。またチェックをしながら筋膜を緩め鍼を打ちやすい状態を作ります。

   ↓

鍼灸施術
検索したトリガーポイントに針を打っていきます。その日の体調や筋肉の状態により本数や刺激量を調整していきます。“ずーん”と響くポイントに鍼を当て、その状態で10分~15分ほど置きます。(置鍼)

   ↓

チェック
響きを確認し、鍼を抜いていきます。その後、筋肉の緩みをチェックしながらハンドセラピー(手技)でお身体をさらに緩めていきます。


   ↓

仰向けの施術
反対側の筋肉も同様に緩めます。この際オプションで美顔鍼(美容鍼灸)を加えることができます。

   ↓

痛みのチェック
お身体の状態を確認し、次回の施術計画やセルフケアなどの指導を行います。



お身体の不調にお悩みのすべての方に


慢性の痛みやコリなどにお悩みの方は、従来のツボをを使った鍼灸施術とは違う、筋肉(筋膜)の細かいポイントにアプローチする当店のトリガーポイント施術をぜひお試しいただければと思います。

お身体に形成されたトリガーポイントは痛みやコリだけではなくさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

当店では丁寧にお身体のトリガーポイントを探し出し、的確にケアさせていただきます。

また、症状があるところだけが悪いということは少なく、意外なところに痛みの原因がある可能性もあります。

そういった部分もしっかりとカウンセリングさせていただき、お身体全身のバランスを整えながら施術させていただきます。

お身体の不調にお悩みの方は、三鷹・吉祥寺の鍼灸院はりきゅう院moreにお気軽にご相談ください。




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※この情報は鍼灸師として15年間第一線で活躍した院長 谷本 康が記述しており、日本で代替医療に分類されている国家資格を持っております。当院では、鍼灸療法について正しい知識をお伝えするために日々努めております。痛みなどのお悩みの方は是非当院までお越しください。(※鍼灸療法には、個人差がありますので、予め十分な時間を確保の上、説明を行います。)